人は一生の中でいくつかの節目を迎えます。それは「人生儀礼」と呼ばれるその人のためのお祭りです。当社ではこの人生儀礼に伴うご祈願をはじめ、車祓いや安全祈願など、さまざまなご祈願を承っております。
神社の催事等で祈祷をお受けできない日もございますので、事前にお電話、社務所での問い合わせ、ご予約をお願いしております。
厄年とは昔から、人生のうちでも心身や周りの環境が変調をきたしやすい、災難や障りが身にふりかかりやすいといわれている年齢のことをいいます。厄年を迎えると、神様のご加護をいただいて災難が身にふりかからないよう、神社にお参りして厄除けをします。厄年の中でも男性の42歳は「死に」、女性の33歳は「散々」に通じるという語呂合わせから、大厄といわれています。数え年にてお参りされる方が一般的ですが、満年齢でも承ります。
※数え年とは・・・漢字文化圏の多くで、生まれるまでの胎内での約十ヶ月(=約一年)も人の一生の一部と考えて来ました。ですから、生まれるとすぐに1歳。その後、誕生日とは関係無く正月に一つ年を重ねる数え方を「数え年」と言います。その時点で誕生日前の人は、満年齢とは2歳の差が出ます。
八方塞がりとは、九星占いで、自分の生まれ年の星が方位盤の中央に位置している状態をいいます。吉凶が激しく、一度悪い方に向かうと、よくないことが立て続けにおきる年のため、慎重な行動をしたほうが良いとされています。9年に一度巡ってきます。
お祓いの神である伊吹戸主神の御加護を仰ぎ、交通安全を御祈願致します。お車は駐車場より境内に進んで頂き、拝殿横の「車祓所」に駐車ください。御社殿での御祈祷後、お車をお祓い致します。
戌(犬)はお産が軽くまた多産であることから、安産の象徴とされてきました。その戌にあやかって、妊娠5か月目の戌の日には安産を祈る風習がありあます。お持ちの腹帯をお持ちいただけますとご一緒にお祓いいたします。
初宮参り(お宮参り)は、赤ちゃんが無事にこの世に生まれたことを感謝し、神様にご報告にお参りすることです。あわせて今後のすこやかな成長をお祈りするご祈祷を受けます。おおむね生後30日前後、親御様や赤ちゃんの体調のよい日を選んでお参りをされるといいでしょう。
七五三詣は子どもの健やかな成長を祈る大切な神事です。日本では昔から「7つまでは神のうち」といわれて来ました。これは7歳になるまでの子どもは神様の世界に近い存在であると同時に、まだ現世では力が弱く不安定な存在だと考えられたことによります。そして7つを過ぎると正式に人の世界に入ったとみなされたのでした。 現在では誕生から幼児期までを無事に成長したことを感謝して氏神さまに参詣し、今後の無事を祈願する、お子様にとって大切な人生儀礼です。